ランニングを始めようと思ったとき、最初にぶつかるのは「どのシューズを選べばいいかわからない」という壁です。スポーツ店に行けばNikeからadidasまで棚が埋まっていて、「高いシューズを選ばないとダメなのか」「安いシューズで膝を痛めたりしないか」という迷いが出てくる。実際のところ、初心者にとって最初の一足に必要なのは「クッション・安定性・走り続けられる快適さ」の3つです。
この記事では、2026年にランニングを始める方が最初に選べる4足を紹介します。「とにかく安定して走りたい」→ASICS、「語れる背景のある靴でスタートしたい」→Brooks、「専業ブランドの本気の入門モデルを選びたい」→Saucony、「国内ブランドの安心感で始めたい」→Mizunoという4つの軸で選んでいます。
国内外のランナー専門メディアが「初心者ベスト」に選ぶ安定系:ASICS GT-2000 14
ASICS(アシックス)は神戸発の日本のスポーツブランドで、GT-2000は初心者向けスタビリティトレーナー——かかとの着地を安定させるサポート機能を持つカテゴリ——の定番です。国内外のランナー専門メディアが繰り返し「初心者ベスト」として選び続けているモデルで、FF BLAST MAX+PureGELの二層クッションは着地のたびに足裏がふわっと受け止められる感覚があります。初めてのランニングで感じやすい「膝や足裏への衝撃が怖い」という不安を、このクッションが静かに消してくれます。
3ヶ月後に「この靴で走り続けられた」という信頼につながる一足です。「なぜASICSを選んだの?」という問いに「ランナー専門メディアで初心者ベストに選ばれていたから」と答えると、選んだ理由の根拠がそこにある。安定していちばん走りやすいスタートを切りたい人への、迷いのない一択です。
ランナー仲間に「それどこのランシュー?」と聞かれやすい、米国専業ブランドの入門モデル:Brooks Ghost 17
Brooks(ブルックス)は1914年にアメリカで創業したランニング専業ブランドです。日本ではNikeやadidasほど知名度が高くないぶん、走り始めた仲間に「それどこのランシュー?」と聞かれやすい——知っている人だけが選んでいる靴として見られやすい。Ghost 17はそのブルックスの看板モデルで、米国のランニング専門店「フリート・フィート」が選ぶ2026年初心者ランシューのトップにランクインしています。窒素注入DNA Loft v3フォームは、着地時の柔らかい沈み込みと、次の一歩への軽い押し出し感を両立しています。
「NikeじゃなくてBrooksにしたの?」という反応から「ランニング専業ブランドで、米国の専門店が初心者ベストに選んでいて……」という話が始まる。継続購入率が高いモデルなので、走り続けるうちに「最初からこれを選んでよかった」という感覚が積み重なっていきます。
1898年ペンシルバニア生まれ。「入門からマラソン完走まで」と言われるランシューの理由:Saucony Ride 17
Saucony(サッコニー)はアメリカ・ペンシルバニア州で1898年に創業したランニングブランドです。Ride 17はPWRRUN+フォーム——反発性と柔らかさを同時に持つ素材——を搭載しており、着地したときの「沈む感覚」と蹴り出すときの「軽く前に出る感覚」が共存しています。5キロ走れるようになったとき、10キロ走れるようになったとき——距離が伸びるたびに「この靴でここまで走れた」という実感が続いていく設計です。「入門からマラソン完走まで使い続けられる」と評価される理由がそこにあります。
「Sauconyって知ってる?」という問いは、ランニングを続けている人の間では「知ってる」という反応になりやすい。始めたばかりのうちから専業ブランドを選んでいるという事実が、ランニングへの姿勢を静かに伝えます。
29代続くロングセラーが、日本人の足型に最初から合っている:Mizuno Wave Rider 29
Mizuno(ミズノ)は大阪発の国内スポーツブランドで、Wave Riderは1997年から続くロングセラーシリーズです。29という数字は「29代目」を意味し、28年間改良を続けてきた設計が今の一足に集約されています。独自のWave Plateプレートが足全体にクッションを分散させる構造は、走り始めの「どこかが痛くなる」という体験を出にくくしてくれます。国内ブランドならではのサイズ展開と幅広対応は、「海外ブランドのシューズがどこかしっくりこない」と感じてきた人に直接答えてくれます。
「ミズノのランシューって昔からあるよね」という反応から、「29代目なんだよ」という話に変わります。28年間走り続けてきたランナーのフィードバックが今の一足に入っている——初めてのランシューで「走り続けられる感覚」を手に入れたいとき、Mizuno Wave Riderはシンプルに信頼できる選択です。
まとめ:最初のランシューは「続けられる快適さ」で選ぶと失敗がない
今回紹介した4足をまとめます。
- ASICS GT-2000 14:神戸発・国内外専門メディアの初心者ベスト。安定系クッションで膝への衝撃を抑えていちばん安心なスタート
- Brooks Ghost 17:1914年米国発のランニング専業ブランド。ランナー仲間に「それどこの?」と聞かれやすい、語れる一足
- Saucony Ride 17:1898年ペンシルバニア発。5キロから10キロへ、距離が伸びるたびに「この靴でここまで来た」が積み重なる
- Mizuno Wave Rider 29:大阪発・28年間改良し続けた29代目。日本人の足型に合ったロングセラーの安心感
どのシューズを選んでも、走り続けることが一番の正解です。ただ、「語れる背景のある一足で始めたい」ならBrooksかSauconyを。「とにかく安心してスタートしたい」ならASICSかMizunoを。最初の一足を選んだ日が、ランニングの話ができるようになる日の始まりです。














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