コンバースはオールスターだけじゃない。「その靴どこの?」になるコンバース4選【2026年版】

コンバースを持っている、という人はたくさんいます。でも「コンバースを持っている」と言うと、9割の場合、相手の頭にはオールスターが浮かぶ。キャンバス素材に黒いアンクルパッチ、あのシルエット——コンバース=オールスターという等式が、もう何十年も成立しています。実はコンバースには、オールスター以外にも「その靴どこの?」と聞かれやすいモデルがいくつか存在します。バドミントン、バスケットボール、スケートボード、ハイファッション——まったく異なる出自を持つ4足が、2026年の今も作られ続けています。

この記事では、コンバースの「オールスター以外」を4足紹介します。知っている人には「わかってるな」という反応を引き出し、知らない人には「そんなコンバースがあるの?」という発見を生む——そういう靴です。

目次

1935年・バドミントン世界王者が、自分のために作った靴:Converse Jack Purcell

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Jack Purcell(ジャックパーセル)はもともとコンバースの靴ではありませんでした。1933年のバドミントン世界チャンピオン、カナダ人選手ジャック・パーセルが、当時の既存シューズに不満を持ち、1935年に自ら設計して作らせた靴です。製造はB.F.グッドリッチ社——コンバースが1972年に商標ごと買収するまで、別ブランドとして存在していました。最大のアイコンは、つま先に走る弧を描いたラバーライン、通称「スマイル」。ヒールに仕込まれた金属製シャンクがコート上でのサポート性を高めるために設計されたもので、機能から生まれたデザインが今もシルエットを作っています。

「コンバースって知ってるけど、そのつま先のラインは何?」という反応が起きやすい靴で、「バドミントンの世界チャンピオンが1935年に自分のために作った靴なんだよ」という話が始まります。オールスターと並べると、スマイルラインとシャープなシルエットの違いに気づく——知っているブランドの「別の顔」を持つのに最適な一足です。

ABAとNBAが合併した1976年に生まれた、コンバース初のレザーバスケシューズ:Converse Pro Leather

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1976年はバスケットボール史の転換点でした。ライバル関係にあったABAとNBAが合併し、新しいNBAが誕生した年。その同じ年に、コンバースは史上初の全粒面レザー製バスケットボールシューズとして「Pro Leather」を発売しました。発売当時のキャッチコピーは「最も軽く、最も強い」——キャンバス素材が主流だった時代に、レザーという選択は革新でした。ジュリアス「ドクターJ」アーヴィングが愛用したことでも知られ、スター&シェブロンロゴをコンバース初採用したモデルでもあります。

オールスターと並べると、レザーの光沢と少しボリュームのあるシルエットに違いが出ます。「これもコンバースなの?」という反応が起きた後に、「1976年にコンバースが初めてレザーで作ったバスケシューズで、ドクターJが履いてた靴なんだよ」という話に展開できる。コンバースの歴史を「知っている人」として会話できる一足です。

スケートカルチャーが「発掘」した、1974年生まれの一つ星スニーカー:Converse One Star Pro

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One Star(ワンスター)は1974年に誕生しました。オールスターの二つ星に対して、サイドに一つ星が入ったスエードローカット——その存在感は発売当初から独特でした。ドクターJら複数のプロ選手が着用しましたが、1976年にPro Leatherが登場したことで役割を引き継ぎ、長い間カタログの外に出ていました。それを「発掘」したのが1990年代のスケートボードカルチャーです。丈夫なスエードとフラットソールがスケーターの足元にフィットし、再評価を経て復刻。現在はCONVERSE CONSラインで「One Star Pro」として、スケート機能を強化した現代版として作られています。

「それコンバース?」という反応が起きたとき、「スケートカルチャーで復活した1974年生まれのやつで……」という説明が自然に出てくる靴です。オールスターともジャックパーセルとも違う、スエードのざらりとした質感が、足元をすこし男っぽく見せてくれます。

ロンドンのデザイナーがコンバースに「鋸歯のソール」を履かせた:Converse Run Star Hike

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Run Star Hikeは2020年の発売ですが、誕生のきっかけは2019年のロンドンファッションウィークにさかのぼります。英国のデザイナー、JW Andersonとのコラボレーションで初登場したこのシューズは、チャックテイラー オールスターのキャンバスアッパーに、アウトドアブーツのような鋸歯状(シャーク)ソールを組み合わせた、約5cmのプラットフォームスニーカーです。「コンバースらしさをそのまま残しながら、まったく別のシルエットにする」という発想が、ストリートからファッション誌まで幅広い層に響きました。2020年に一般発売されて以来、コンバースの中で最もファッション感度の高い一足として定着しています。

「それコンバースなの?」という反応は、この4足の中で最も確実に起きます。「ロンドンのデザイナーとのコラボがきっかけで生まれた靴で、ソールがアウトドアブーツみたいになってるんだよ」という話を出すと、コンバースに対するイメージが一段変わります。スキニーにもワイドパンツにも合わさりやすく、足元のインパクトをこれ一足で出せます。

まとめ:コンバースは「どのスポーツから来た靴か」で選ぶと面白い

今回紹介した4足をまとめます。

  • Converse Jack Purcell:1935年バドミントン世界王者が自ら設計。「スマイル」ラインとシャープなシルエットが、オールスターとは別の顔を見せるコンバース
  • Converse Pro Leather:1976年ABA・NBA合併の年に誕生。ドクターJ愛用・コンバース初のレザー素材バスケシューズ。レザーの光沢が大人の足元を作る
  • Converse One Star Pro:1974年誕生・スケートカルチャーで再評価。スエードの一つ星が、オールスターともプロレザーとも違う質感を足元に出す
  • Converse Run Star Hike:2019年JW Andersonコラボから誕生。鋸歯状ソール×5cmプラットフォーム。4足の中で最も「これもコンバース?」が起きやすい一足

「シルエットの違いで選びたい」ならJack Purcell、「レザーのコンバースを試したい」ならPro Leather、「スケートカルチャーの文脈を持ちたい」ならOne Star Pro、「コンバースで最も個性的な足元を作りたい」ならRun Star Hike——オールスターの次のコンバースが、この4足の中にあります。「コンバースを持っている」という話が、もう少し深くなります。

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日常の靴選びから仕事に合わせた靴選びなど、さまざまな靴に関する情報をお届けしています。あなたの足元を彩る一足を見つけるお手伝いができれば幸いです。お気に入りの靴を見つけて、毎日の生活を足元から豊かにしてください。

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